士・農工商・ブラック企業・ニート

昔日本史の授業で、次のようなことを習いました。

「江戸時代の身分制度には、武士と、農民、職人、商人があり、さらにその下に被差別的な身分がありました。この被差別身分があることで、数の多い農民たちに『今の貧しい生活は不満だが、被差別身分になるよりはましだから、農民の身分でも我慢をしよう』と思わせて、一揆を防ぐことができました。」

実際の江戸時代がどうだったかは分かりませんが、少なくとも現代において、これと同じ状況が成立していると感じます。今の仕事に不満があるが、ブラック企業やニートよりはましだから、嫌々続けよう・・・。というのは、身分制度にすっかり染まった思考だと思います。(というか、自分も身分制度に染まっているんだな、と感じています。)

大事なことは、自分は何が不満なのか、どうすればそれを変えることができるのか、ということと丁寧に向き合っていくことだと感じています。

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