不覚にも、子供の絵本で泣いてしまった話

先日、子供に絵本を読んでいて、思わず泣いてしまいました。

しょうぼうじどうしゃ じぷた」という本です。

【ネタバレ含むあらすじ】とある消防署に、4台の車がいました。はしご車ののっぽくんと、高圧車のぱんぷくんと、救急車のいちもくさんと、古いジープを改良した、ちびっこ消防車のじぷたです。じぷたは、他の3台と比べて自分がちっぽけで醜く感じられて、悲んでいました。でもある時、隣村の山小屋で火事があり、狭い道でも活躍できるじぷたのおかげで無事に火を消し止められました。それ以降、じぷたは子供たちの人気者になりました。

この本は何ヶ月か前にも子供に読んでやったことがあるのですが、その時は別に心を動かされることもなく、ただの数ある絵本の中の一冊でした。しかし、まさかこの本で泣くことになろうとは、自分でも驚きです。(子供にも、お父さん大丈夫?的な純粋な目で見つめられてしまいました 笑)

最近強く思うことに、「理想の自分とか、自分以外の優れた人とか、そんなものは目指さなくていい。ダメな所も素晴らしい所も両方ある自分のまま、堂々と胸を張って生きればいい」というものがあるのですが、たぶんその想いに近いことがこの本には込められているので、それに心が反応したんだろうな、と思います。

息子よ、お父さんは大丈夫だ。たぶん。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA