僕が本当にほしい幸せ

今日、もうすぐ2歳になる息子と一緒にスーパーに買い物に行きました。そこで、何度か息子がニコッと笑ってこっちを見てくれたのですが、それに「あぁ~、幸せだなぁ」と感じていました。温泉みたいに、じわーっと感じられる幸せです。そして、そういう幸せを感じられるということは、今の自分の生き方は多分間違ってないんだろうな、と思いましたし、こういう幸せを、もっとたくさん感じられるようになりたい、とも思いました。本当の幸せは、そういうじわーっとしたものだと思います。

例えば仮に、大事故に合って全身動かなくなってしまったとか、警察に捕まって何年か牢屋で過ごさないといけなくなったとか、そういうことがあったとします。その時一番欲しいと思うことって、「他人より優れた能力がほしい」とか「社会的に立派な人になりたい」とかではなく、「家族と一緒にご飯を食べたい」とか「子供と一緒に公園で遊びたい」とか、そういうことだと思います。

今の世の中には、「今のあなたは○○が不十分だから、○○を満たせば幸せになれますよ」みたいなノイズが溢れていて、それがないと幸せになれないような誤解を押し付けてくる輩がたくさんいます。でもそんなものは無くたって、多くの場合、本当に欲しいものは既に持っていると思います。自分が幸せになるために必要なことは、既に一番の幸せを持っていることをちゃんと感じられるようになることだと思います。そのためには、ポジティブなことも、ネガティブなことも、既に幸せであることも、全部をひっくるめてちゃんと感じられるよう、心の感度を上げていくことが大切なんじゃないかな、と思います。

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